しずおかフィナンシャルグループ

マテリアリティ

しずおかフィナンシャルグループでは、「社会価値創造」と「企業価値向上」の両立に向けた取組みとして、「社会」「経済」 「環境」をテーマに重要課題(マテリアリティ)を特定し、その解決を通じて社会インパクトを創出します。

マテリアリティの特定手順

① 検討課題の抽出

多様な目線を包含(社会・経済・環境)した地域社会としずおかフィナンシャルグループ双方の検討課題を抽出

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② 検討課題の評価・絞込

社会価値創造と企業価値向上の観点から、地域社会としずおかフィナンシャルグループの機会・リスクを評価し、検討課題を絞込み

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③ 特定したマテリアリティ

マテリアリティをグルーピングし特定

マテリアリティの特定手順

① 検討課題の抽出

多様な目線を包含(社会・経済・環境)した地域社会としずおかフィナンシャルグループ双方の検討課題を抽出

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② 検討課題の評価・絞込

社会価値創造と企業価値向上の観点から、地域社会としずおかフィナンシャルグループの機会・リスクを評価し、検討課題を絞込み

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③ 特定したマテリアリティ

マテリアリティをグルーピングし特定

特定したマテリアリティ

特定したマテリアリティにおける機会とリスクを踏まえ、内外の環境変化を適切に捉えながら課題の解決に向けたさまざまな施策を効果的に展開してまいります。また、それぞれのマテリアリティに対応するアウトプット・アウトカムを設定し、社会インパクトへの貢献に向けたサステナビリティ指標の進捗状況も把握することで、社会価値創造と企業価値向上の両立に向けたPDCAを実践してまいります。

マテリアリティ 主な機会・リスク 2023年度の主な施策 内外の環境変化・課題認識 2024年度の重点施策 アウトプット(抜粋) アウトカム インパクト
社会 人口減少・
少子高齢化への対応
機会 関係人口増加に向けた課題解決、新たな価値創出
  • 観光活性化施策の展開
  • 外国人向けローン保証業務の検討
  • 移住、空き家対策に関する施策の推進
  • 社会価値創造に対する社会的期待の高まりや他プレイヤーの取組みが進む
  • 人口減少、少子高齢化のトレンドは続いており、2024年問題など課題の顕在化が著しい
  • 地域の産業力維持・向上のため、 産業変革や産官学金が連携したイノベーションの創出が求められる

価値創造実現に向けた各戦略の具体化・実践の加速

重点推進分野

地域課題の解決

預貸金ビジネス

ベンチャービジネス

グローバル

新事業・資本提携・M&A

デジタル・アプリ

  • 広域観光企画数
  • まちづくりコンサルティング
  • 事業の受託
  • 人財ソリューション解決件数
静岡県内の関係人口増加

移住者増加

静岡県内人口の社会増減率

(継続的に増加)

リスク 労働力不足による地域経済の衰退
地域社会の健全な成長 機会 資産形成・運用ニーズの増加・裾野の拡大
  • NISA、iDeCoの推進
  • 金融経済教育の展開
  • 銀証連携によるライフプランコンサルティング
  • NISA口座開設件数
  • 付加価値団信セット率
  • 金融経済教育 受講者数
リスク お客さまニーズの多様化、デジタルチャネルの発展による競争力の低下
経済 産業発展と金融イノベーション 機会 企業の経営課題の多様化・高度化に伴うソリューション機会の増加・拡大
  • TECH BEAT Shizuokaの開催
  • ベンチャーデット、エクイティ投資の拡大
  • 企業再生支援、産業変革支援
  • 「金利のある世界」の到来
  • アセットビジネスにおける運用規模の追求、その原資となる預金など調達施策の多様化
  • ネット証券の台頭、各種取引の非対面シフト拡大を見据えたさらなるDXや生成AI活用の必要性
  • 人財不足を背景にしたシステム開発の延伸、コスト上昇
  • 異業種企業の金融領域への参入によるプレイヤーの多様化
  • シェアリングやサステナブル、環境や人権に配慮した製品・サービスの台頭など消費行動や嗜好が変化
  • TECH BEAT Shizuoka来場者数
  • ポジティブ・インパクト・ファイナンス実行先への伴走支援件数
  • 企業再生支援件数
静岡県内の企業数増加

企業成長率の向上

静岡県内実質総生産

(持続的発展)

リスク 社会構造変化への対応不足・遅延による企業業績の悪化
デジタル社会の形成 機会 デジタル化の進展による新たなソリューション機会の増加・拡大
  • しずぎん加盟店サービス(キャッシュレス決済)の推進
  • 社内での生成AIの活用
  • 中小企業のデジタル化支援
  • しずぎん加盟店サービスの導入件数
  • 社内での生成AIの活用件数
  • 中小企業のデジタル化支援実施件数
リスク 対応の遅れによる競争力の低下、企業業績の悪化
環境 環境と経済が両立した社会の充実 機会 脱炭素、生物多様性に関する新たなソリューションニーズの増加・拡大
  • しずおかGXサポートの地域への展開
  • 自治体との連携協定を通じた脱炭素化社会形成に向けた取組み
  • 環境ファイナンスの浸透、推進
  • GHG排出量新規算定先数
  • 環境ファイナンス、リースの実行額
カーボンニュートラルの推進 静岡県内の温室効果ガス排出量削減率
(2013年度比△46%)

※2030年度

リスク 自然災害の発生、規制強化による企業業績悪化、ステークホルダーの信頼低下
役職員 人的資本経営の実践 機会 多様な人財育成、新たな価値創造に向けた組織風土の変革
  • タウンミーティングの実施
  • サステナ研修の実施
  • 健康経営にむけた各種施策
  • RS信託の導入
  • 社内ベンチャー制度の運用
  • 社会価値創造と企業価値向上の両立に向けた人財育成や働き方改革、デジタル人財の必要性
  • サステナビリティ経営の高度化
  • インテグリティを意識した適切なガバナンス体制の構築
  • 課題解決・価値創造型人財数
グループ役職員エンゲージメント 役職員のウェルビーイング
(エンゲージメント指標)
リスク 人財の流出や役職員のモチベーション低下に伴う業績の悪化
株主 企業価値の向上 機会 各戦略による企業価値向上を通じた株主への還元、地域株主の増加
  • 株主還元のさらなる充実

(

自己株式取得

配当性向目標の見直し

)

  • トップラインの拡大
  • 経費水準のコントロール
利益増加の成長 財務目標
(収益性・効率性・健全性)
リスク 株価の低迷、ステークホルダーからの信頼低下

サステナビリティ指標の達成